富士駅 パチンコ

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「こっちだろ」「方向的にこっちよ」「迷路に方向が関係あると思うか?」「じゃあ女の勘」「なんの当てになンだよ?」「じゃあ、じゃんけん」 促されて、立花は渋々右手を出し、彼女とじゃんけんをした

――結果、生美の勝ち

「はい、こっちね」 涼しい顔で右側に向かって歩き出す生美に立花は目を据わらせ、あとを追った

「迷路って、私、初めてなんですよね……」 不安げにキョロキョロ見回しながらあとを付いてくる鈴菜に、「そうなのか?」と、洋一は歩き保って振り返った

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「全然遊んだことないのか? 子どもの頃とか」「はい

……迷うのが怖くて

出られなくなったらどうしようって、考えちゃって……」 その言葉通り、常に前後左右、頭上まで忙しなく確認する落ち着きのない姿に洋一は苦笑した

「大丈夫

例え出口がわからなくなっても、ギブアップすれば係が見つけてくれるし」「……けど、それじゃあ……先輩がみんなに馬鹿にされちゃうし……」「矢野の不安がなくなるなら、オレはみんなにいくら馬鹿にされたって構わないって」 微笑む洋一に鈴菜はキョトンとし、頬を赤らめながらもぎこちなく笑った

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「先輩、そういうことを言ってると、生美先輩が怒ると思います」「ん? 何が?」 首を傾げる彼に、「……あ、これが先輩の普通なんだ」とわかった鈴菜は「……はは」と情けなく笑った

「い、いえ

……先輩のあとを付いていきます」 ペコリと頭を下げると、洋一は「?」と更に首を傾げたが、すぐに笑顔に戻って切り出した

「でも、迷路って、技を使えば簡単だったりするんだぞ?」「……技?」 洋一は足を止めると、同じく足を止めて繰り返し見上げる鈴菜の目の前で「こうするんだ」と壁の上に両手を掛けて、「よっ」と、そこに懸垂して登った

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迷路の仕組みを高いところから覗き見ようとしたのだろうが、「ピピピー!!」と笛の音が響き渡った

「壁の上に登らないように!!」 どこからかの注意の声に、洋一は「ヤベッ!」と慌てて下に降り、鈴菜は恥ずかしそうに顔を赤くして首を縮めた

「今のは相川っぽい」 聞こえてきた警笛と注意に、勝則は視線をそちらに向けて深くため息を吐いた

そんな彼のあとを、弥生はキョロキョロすることなく真っ直ぐな目で歩く

「……迷路なんて、所詮、勘ですからね」 冷静な彼女の声に、分かれ道のない曲がりくねった道を歩きながら勝則は「はは……」と、笑顔を取り繕って辺りをぐるりと見回した

「立花先輩たちも、かなり進んでるかな……」「……あのお二人のことですから