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 ただし、それはあくまでも魔法、魔道具の光であって、昼間の太陽による光ではない

 そして、いま考助が見ている光も、そうした自然の光ではなく、魔道具によって作られているものなのだ

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 それを考えれば、コレットの言う通り、驚くほどのことではないのだろう

 ただ、考助としては、まさかこの世界で以前の世界と同じような光景を目にすることになるとは、という思いが湧いてきていた

 いま考助たちが歩いている場所は所謂(いわゆる)高級住宅街であり、クラウンが作った魔力供給施設によりもたらされている魔力を使って、魔道具により光を灯している

 それはまるで、電力によって家々が光を灯しているようだった

 そのような感慨を言葉にするのは難しかった考助は、「ああ、そういえばそうだね

でも、管理層以外ではこんな光景は見られなかったから、つい」「そう言われてみれば、そうですね~」 魔力供給施設による魔力の提供が無かった頃は、たとえ高級住宅街であっても夜中まで灯りを灯している家は少なかった

 それは、魔道具の維持に相当な金額がかかるからで、基本的には夜にはほとんどの家の灯りは消えていることが普通だった

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 今のように、多くの家で灯りが灯っているなんてことは、考えられなかったのだ

 もっとも、いま考助が見ている光景は高級住宅街に限ったことで、それ以外の住宅街では未だに夜に魔道具の灯りが灯っているところはほとんどない

 それは、まだまだ灯りを灯す魔道具の普及が進んでいないことと、魔力供給施設から提供されている魔力の料金が高めに設定されているためだ

 この辺りはまだまだ改善の余地があるとはいえ、目の前の光景を見る限りでは、ラゼクアマミヤとクラウンによる政策の実行は、順調に進んでいると言っていいだろう

 家々から漏れてくる光を感慨深げに見ながら、考助はゆっくりと街の中を歩いていた

 そもそも考助がなぜこんな時間にこんなところを歩いているのかといえば、子供たちの様子を見に来た考助だったが、すでにどの子供も深い眠りについており、落胆していたところにコレットとピーチからの誘いがあったのだ

 そこで家にはコウヒを残してきて、ミツキを加えて夜の街の散策と洒落込むことにしたのである

 それで発見したのが先ほどの光景