大府 スロット

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俺たちは特にすれ違う村人たちにも警戒されずに会釈を返したりしながら俺の服に隠れたまま時折指示を出してくるドルナジャに従い山道の分岐を幾つか曲がり、かなりの高度まで登っていくと「んーと、こっちね……くくく」道が途切れているように見えた先に微かに残っている獣道のような跡をドルナジャは進むように言ってくる

ドドンガが納得した顔で「うむ……確かにこの先は、尋常じゃねぇ感じがあるだす

 そこで修行するだすよね?」俺が頷くと、愉しみそうな顔をして頷き返してきた

「んーそろそろお腹が空いたなー向こう着いたら何か食べようよー」バーシャがそう言って両手を伸ばし背伸びをして欠伸を一つすると、躊躇なく獣道の跡へと入っていく

俺たちも静かにそれに続く

進むほどに獣道の跡すら消えて道っていうより、もう山林だな

と俺は思いながら、迷わず進むバーシャの背中を追っていく

「バーシャさん、さすがっすね

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 まったく迷ってないだすよ」ドドンガは感心しながら、その後ろを進む

俺は最後尾で荷物を背負いながらである

ドルナジャは人けが無いので堂々と肩に乗って足をブラブラさせながら「くくく……人けが無い山林で愛しい人と…… ……愛しい人の娘と友達に見られながら おじいちゃんと小人プレイか……くくく、それもいいかも」などと邪悪且つ狂ったことを耳元に囁いてくる

「いくらなんでも闇の妖精が板につきすぎでゲスよ……」脱力しながらドドンガとバーシャの背中を追って山林を進んでいくといきなり山中に開けた場所に六角形の石造りの闘技場のような場所が現れた

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幅は縦横五十メートルほどで、幅三メートルほどの六角形の石を多数組み合わせた足場は所々ひび割れていてそこから逞しく伸びた草が覗いている

観客席などはもちろんない

付近に建物跡も見当たらない

ずっと人が立ち入った形跡も無いようだ

「ここだねー!お昼ごはん食べよー!」バーシャは飛び跳ねながら、闘技場の中心に走って行く